ナマスカーラ!クマール太郎です。
今回はバンガロールと私たちが住んでいるホワイトフィールドについて簡単に紹介します。
※ナマスカーラはバンガロールで使われている言語「カンナダ語」で、こんにちは!を意味します。
バンガロールについて
バンガロールは南インドのカルナータカ州に位置する都市です。「インドのシリコンバレー」とも呼ばれており、世界中からIT企業が多く進出しています。(が、実生活においては中々そんな実感は得られません。ネットも良く切れます…)
現在の正式名称はベンガルール(Bengaluru)となっていますが、インド人もほとんどはバンガロール(Bangalore)と呼んでおり、あまり浸透していないようです。
気候について
バンガロールはデカン高原に位置しており、標高が1,000メートル程度のところにあります。このため、年間を通じて過ごしやすい気候というのが、この都市最大の特長であると思います。
夏場(4~5月)の最大気温が35度前後、冬場(12~1月)の最低気温が15度前後であり、冬場の朝晩を除いて年中半袖で過ごせます。日差しは強いですが、湿度も高くないため日陰にいれば昼間でも涼しいです。
また、雨期(8~10月)は夕方~夜にかけて集中して雨が降りますが、それ以外はほぼ降らないため傘を使う機会も滅多にありません。
大気汚染に関しては他の都市と同様に深刻なようですが、車の往来の少ない家や会社の周辺ではほとんど気になりません。道路上で車を長時間待っていると、徐々に喉がやられてきますが、そのようなシチュエーション以外では普段からマスクをする必要性は感じられません。
住んでいる人について
カルナータカ州に住むインド人の公用語はカンナダ語です。クセは強いですがほとんどの人は英語が話せます。タクシードライバー等にも英語で交渉が可能です。
インドの中でも働きやすい環境らしく、ケララやタミルナドゥー等の周辺の州や、遠く北インドから働きに来ている人も多いようです。また、お酒に関してもあまり規制が厳しくない州であり、インド人も飲酒する人が結構多いです。
日本人に関しては2018年現在で1,000人を超える人数が暮らしているそうです。デリーにはまだまだ遠く及びませんが、バンガロールもどんどん日本人が増えてきているようです。
ホワイトフィールドについて
ホワイトフィールドはバンガロールの都市部から東へ行ったところに位置します。渋滞がなければ、市内中心部から車で1時間程度のところです。
欧米のIT系の会社が集まっているため、周りで暮らしている人は欧米系が多めです。日本人も含めたアジア系は少数ですが、子連れの家族もそれなりに多いです。アジア系の中では大半を日本人が占め、中国人や韓国人も多少はいます。
日本人会主催のコミュニティやイベントは基本的に市内で開かれるため、参加するためには毎回市内まで移動する必要があります。が、ホワイトフィールドの中でも、日本人のコミュニティは勿論ですが、各国からの出向者によるコミュニティも充実しているため、定期的に色々なイベントが開かれているようです。
ショッピングモールやレストランもそれなりに充実していますし、幼稚園や小学校に関しても通える範囲にインター校がいくつかあります。
終わりに
バンガロールの良いところは、「過ごしやすい」という点に尽きると思います。(勿論、インドの中では…です)
気候も年間通して穏やかですし、お酒や食事に関する規制もほとんどありません。
また、ホワイトフィールドも市内ほどは充実していませんが、市内と遜色ない暮らしも十分に可能ではないかと思っています。
そういった情報をこれから発信していき、今後バンガロールに来られる方の手助けになれば、と思います。
ではまた。
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