インドの住宅事情〜賃貸中から退去まで〜

生活

ナマスカーラ!クマール太郎です。

 

久しぶりの投稿となります。

しばらく放置しており、申し訳ありません。

 

この間で、家族が本帰国してしまいました。

自分のインド駐在もラストスパートに入っていますが、やはり独りでインド生活はさびしいです。。。

 

 

さて、今回は、ちょうどインドのアパートも引き払ったことですし、賃貸中や退去時のちょっとした注意点についてまとめておきます(現在は、サービスアパートメントで生活中)。

 

なお、インドのアパートを借りる際の基本情報や、ホワイトフィールドの住宅については、コチラ↓の記事をご参考ください。

赴任者必見!ホワイトフィールドの住居事情
インドにおける住居事情について紹介します。賃貸物件やサービスアパートメントの基本情報及び、現状ホワイトフィールドで海外からの赴任者が多く暮らしている物件について具体的にピックアップして紹介しています。
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賃貸契約書について

まずは、大家さんとの賃貸契約書についてです。インドでの一般的な賃貸契約の場合、最初の契約から11ヶ月後に初めての更新になると思います。その後も住んでいる限り11ヶ月ごとの更新が必要となります。

契約更新は家賃の値上げを伴いますが、だいたい5%アップが相場のようです。我が家の場合もそうでした。

 

インドという国は基本的には契約社会と言われていますが、期日に対しては非常にルーズですので、相手からの連絡を待っていても、なかなか契約更新は進みません。それでいて、遅れて更新した契約書に対しても平気でさかのぼって請求してきます。

相手から連絡が来ないからと放置しても良いことはなく、大概悪い方向に転がってしまうのが世の常です。無用なトラブルを避けるためにも、更新時期を意識してコチラから積極的に動いた方が良いと思います。

家賃は会社持ちという駐在員の方が多いと思いますが、更新をサボった結果さかのぼり請求されてしまうと、今度は会社側とのトラブルに発展しかねません(実際に会社と揉めてしまった同僚も過去にいました)

 

我が家の場合も、毎回1ヶ月以上前から更新の打診をして、手続きを始めるようにしていました。

それでも毎回ぎりぎりのタイミングになってしまいましたが・・・

 

TDS(税金)について

ただインドで暮らしていくだけでも、TDSという税金が関わってきます。

この辺りの手続きは、所属する会社の総務がしっかりとしていれば、基本的には会社の言われるがままに対応すれば良いかと思います。一応、概要だけサラッとまとめておきます(自分もそこまで詳しいわけではないので)

※なお、この記事は2019年現在の状況です。インドは制度がコロコロ変わりますので、必ず最新状況をご確認ください。

TDSとは

TDSは「Tax Deducted at Source」の略で、日本の源泉所得税に相当するそうです。

具体的には、借り主である我々が大家さんに家賃を支払う際に、あらかじめ税金を除いた金額で支払い、その後大家さんに代わって借り主が税金を納めるという仕組みとなります。

月50,000ルピー以上の賃貸契約が対象で、サービスアパートメントにも適用されるみたいです。

 

自分の理解としては、国が税金を取りっぱぐれることを防ぐために行っている制度という印象ですが、借りる側の我々からすれば余計な手間が増えるだけのやっかいな制度です。

 

大家さんがインド国内在住か否かで、税率や納税のステップが異なります。

 

大家さんがインド在住の場合

税率は家賃の5%となります。

毎月、家賃の95%を大家さんに支払っていき、年度末(3月)に年間の税金総額(5%×月数)を納税します。

納税が完了すると納税証明書が発行されるので、それを大家さんに提出することで対応完了となります。

PAN(Permanent Account Number)カードがあれば問題なく納税できるようです。

 

大家さんが海外在住の場合

税率は家賃の30%となります。めっちゃ高いですね。。。

我が家も大家さんがインドに住んでいなかったので、コチラのパターンでした。

 

大家さんが海外在住の場合、納税も毎月行う必要があり、なかなか大変でした。

更に四半期ごとに納税証明の登録(Filling)もしなければなりません。

また、そもそも納税を勧めるためにTAN(Tax Deduction and Collection Account Number)という、通常は個人で取得する必要のない番号も取る必要があり、そのための準備もとても大変でした。

 

日々のメンテナンスについて

インドで暮らしていると、様々なトラブルに見舞われます。それはもう、日本で暮らしていると考えられないようなことばかりです。

 

基本的には、何かが起きたらコミュニティ内のメンテナンスサービスを頼ることになると思いますが、これがまた大変です。ポンコツ作業員が来ることも多く、表面上だけ直して根本的な解決には至らないことも多々あります。何度呼んでもラチがあかないようであれば、仲介業者さんに頼ってみるなど出来ることは何でもやりましょう。

作業員が満足に英語を話せないことも多いので、我が家の場合はメイドさんとトラブルを共有して、メイドさんがいる間に作業員を呼んで、トラブル内容を説明してもらったりしていました。

 

良くあるトラブル事例集

参考までに、これまで生活してきた中で、自分で体験したり周りの人に聞いたトラブルを紹介しておきます。

軽微なもの
  • トイレの水が流れない
    定番ですね。トイレ自体が3つ4つあるので、ローテーションで使っていくご家庭が多いかと。
  • シャワーのお湯が出ない(ギザの故障)
    こちらもたまに聞くトラブルです。シャワーも3つ4つあるのが普通です。
  • ガスアラームが鳴り続ける
    我が家で最後まで続いたトラブルです。元栓を閉めれば止まるので、こまめに元栓を閉めていました。
  • 電球がすぐ切れる
    電球自体が切れているパターンもありがちですが、元々の電気回線異常のパターンもあり得ます。
  • アリの行列(虫関連トラブル)
    とにかく部屋に隙間が多いので、ヴィラタイプでなくても、アリには潜入されがちです。

 

重めのトラブル
  • 冷蔵庫が故障
    電気回線の異常でショートし、冷蔵庫が故障してしまったトラブルです。これはツライ。。
  • 水道管が破裂
    水道管がとつぜん壁の内部で破裂して、壁に亀裂が入り水がそこから噴出してきたそうです(原因不明)。
  • 雨漏り(アパートなのに)
    大雨が続いたある日、アパートに住んでいるのに雨漏り発生。横殴りの雨が部屋まで染みてきました。

 

コミュニティ全体
  • 停電が復旧しない
    発電機のトラブルで、停電しても全然復旧しないことがあります(停電自体は日常茶飯事です)。
  • 水道水の汚れ
    水道管が古くなったのか、全然メンテナンスしていないのか、水道水が徐々に汚れてきました。
    欧米系の住人が強く抗議することで定期的なメンテナンスが入るようになりました。
  • コブラ!?
    ヴィラの庭にコブラが発生。コブラハンターの出番です(時々メールで案内が届きます)。

 

このように、インドで生活していると思いもよらないトラブルに見舞われること間違い無しです。

 

退去までの流れ

さて、インド生活も無事終局が見えてきましたら、いよいよ退去に向けた手続きに入ります。

 

帰国の目処が立ちましたら、早めに退去日を決定して大家さんへ連絡しましょう。

賃貸契約の日付よりも早く退去する必要がある場合は、特に注意が必要です。最終月の日割り計算なども含めて、場合によっては契約書の覚え書きを締結し直す必要もあるかもしれません。

 

退去の前、部屋の片付けもある程度官僚した段階で、大家さんに部屋の状態をチェックしてもらう必要があります。この結果如何で敷金の返金額が決まってきます。

特にバンガロールに居住している場合は、家賃の10ヶ月分と高額の敷金を支払っていることが大半だと思いますので、変にいちゃもんを付けられて返金額を減額されないようにしたいところです。

 

敷金の返金額が決定したら、速やかに大家さんから返金を受け取りましょう。

チェック(小切手)ネットバンキングで振り込みになるとは思いますが、チェックを受け取ってもその後の取り扱いに困るので、振り込みが無難だと思います。もちろん大家さん次第ですが。。

 

最終的には、鍵を大家さんに返還することで退去手続き完了となりますが、この時にしっかりと返金を確認した上で鍵を返還するようにしてください。よほど悪徳な大家さんはいないと思いますが、先に鍵を返してしまうと、返金までに無駄に時間をかけられる恐れもあります。

 

終わりに

インドで生活するからには、トラブルとは切っても切れないものになると思います。

尚且つ、なかなか思うように良くならないので、イライラさせられることも多いでしょう。

広い心を持ちつつも、強く言うべき所は突っ込んでいかないといけません。

 

気持ちよく退去日を迎えるためにも、結局は日々の生活を丁寧に過ごすしかないと個人的には思います。

 

 

ではまた。

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