インドの水事情~バンガロール(ホワイトフィールド)編~

生活

ナマスカーラ!クマール太郎です。

 

 

今回はインドにおける水事情についてまとめておきます。

在インド民にとっては常識的な内容ですが、今後、特に家族連れでインドへ来られる方のご参考になれば。

 

海外旅行の本には、「インドの水道水は絶対に口に含んではいけない」などと書いてありますが、ちょっと大げさな気もします。短期間の旅行であれば徹底することも出来るでしょうが、普段生活する上で細かいところにまで気を配るのもなかなか大変だと思います。

どのようなリスクがあるのかを認識し、どこまでを許容するのかをそれぞれの家庭で決めていくしかないですね。

 

本記事がそのひとつの判断材料として参考になれば幸いです。

 

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インドの水質について

まずは、一般的に言われているインドの水質について。

インドの水質は「硬水」に分類されます。

硬水とは…

硬水(こうすい)とは、カルシウムやマグネシウムの金属イオン含有量が多い水のことである。逆のものは軟水という。

……

水に含まれるミネラルが多くなるほど口当たりが重く癖の強い味になるため、ミネラルを多く含む硬水は軟水と比べて飲み辛く、飲用に適さないものが多い。特に、水分子と強く結合(水和)するマグネシウム・イオンは体内に吸収されにくく、これを人間が摂取すると大腸に長時間留まり水分の吸収を阻害するため、腸内に水分が溜まり下痢をひき起こす。このような理由から、硫酸マグネシウムを多く含む硬水を飲むと下痢をしやすくなるとされるが、一方で硬水の中でも飲用に適するものも存在し、ミネラル摂取可能な飲料として販売されているものもいくつか存在する。

……

硬水が蒸発すると、含まれていた塩類が析出する。したがって、洗浄に用いた場合などはすぐに拭き取らないと表面に白い斑点が生じる。

出展:Wikipediaより

と言うことです。要すると、

  • 飲料にはあまり適さない。飲むとお腹が緩くなる。
  • 濡れたお皿などをそのままにしておくと、白い斑点が浮き出てくる。

といった特徴があります。

 

TDSメーターによる簡易水質検査

写真のような「TDSメーター」という機器を用いることで、水質を簡易的に調べることができます。

TDSとは

TDSとは、「Total Dissolved Solids」の略で、日本語だと「総溶解固形物」というそうです。

要は、水質がいかに真水に近いかを示す値であり、不純物が多いほど数値が上がっていきます。なお、ここでいう不純物とは必ずしも有害物質を差すわけではないので、ミネラルウォーターのように水以外の成分を多く含んでいるとその分大きな数値となって現れます。

単位はppmで、大まかに以下の通りです。

  • 0~100:軟水
  • 100~300:中硬水
  • 300~:硬水

水道水を測定したときに500ppmより大きい値が出ると、結構ヤバめの水ではないかと思います。

色々な水の検査結果は後述いたしますが、我が家の水道水に関しては平均的に500ppm前後くらい、悪いときには800ppmを超えてきた時もありました(この時には、同じコンドミニアムの欧米人が大きく抗議の声を上げてくれたおかげで、緊急で上水道の整備が行われる運びとなりました)

数値からも分かるとおり、我が家のあるホワイトフィールド周辺はあまり水がきれいな地域ではないようです。

 

TDSメーターの商品紹介

TDSメーターはアマゾンインディアで安く買えます。

私が買った商品はコチラ。200ルピー(約320円)くらいでした。

 

日本でも同様の商品が買えますので、日本であらかじめ買っていくのもありかと思います。

だいたい、1,000円ちょっとくらいですので、そう高い買い物でもありません。

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 インドの水アレコレ

インドの水についてTDSメーターの測定結果とともに紹介します。

家庭の水道水

我が家の水道水をTDSメーターで測定してみました。

456ppm。これでも調子が良い方だと思います。

 

こちらは、ホワイトフィールドにあるサービスアパートメントで測定したときのものです。

573ppmでした。ん~汚い。

 

このような水道水で洗い物をして、拭かずにそのまま乾かしておくと、このようになります。

白い斑点が浮かんできているのが分かりますね。

 

浄水器を通した場合

さすがに水道水をそのまま料理などに使うのは避けたいので、キッチンには浄水器を設置することが一般的です。

インドで浄水器と言えば、「Kent」「Aquaguard」が有名です。

 

我が家では、オーナーの意向もあり、Kentを使っていました。

 

同じ水道水でも、こちらの浄水器を通すことであら不思議。数値はこのようになります。

500ppm前後だった水道水が、28ppmまで下がりました。しっかり浄水できていることが分かりますね。

 

フィルターはゴッツいですが、水が汚い分フィルターの交換時期もそこそこ早いです。

使用頻度にもよりますが、3ヶ月から半年程度でアラートが鳴ります。

 

フィルターの交換は、保証期間やアパート毎の保守契約にもよるかもしれませんが、我が家の場合は毎回6,000ルピー(約9,600円)ほど掛かっていました。これが年2~3回程度です。

 

インドで買えるペットボトルのお水

水道水がこのような状況ですので、口に含む水は基本的にナチュラルウォーター、ミネラルウォーターです。

インドで良く見るペットボトルの水は次の通りです。

 

  • Bisleri

会社とかお店とかでやたらと良く見かけるのが「Bisleri」です。

TDSメーターで測ると11ppmとしっかりと濾過されている水であるということが分かります。

 

  • Kinley

こちらはふにゃふにゃなペットボトルでおなじみの「Kinley」です。

こちらも24ppmと、安心安全な数値です。

 

  • Himalayan

ちょっとお高い「Himalayan」です。

TDSメーターの数値は211ppmと高いですが、これはHimalayanが上述の2つと違ってミネラルウォーターに分類されるためです。水にミネラルが含まれている分、数値も高くなります。

 

ペットボトルの水ですが、家族連れだと日々大量に消費します。本当に、すぐなくなってしまいます。。

とはいえ、一度にたくさん購入すると家まで運ぶのも大変ですので、水を買うならインドの通販最大手「Big Basket」を利用するか、家族ドライバーにちょっとお駄賃をあげて、お使いに行かせるのが良いかと思います。

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インド版amazon!?何でも揃うBigbasket
インド最大手の通販サイト「Big Basket」について紹介します。野菜や果物、肉、魚といった食材や各種調味料、キッチン用品や掃除用品、オムツ等の赤ちゃん用品に至るまで、非常に多岐に渡る商品を取り扱っています。
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おまけ

こちらの値も測定してみました。ご参考まで。

  • 富士山のおいしい水

46ppm。さすが富士山。

 

  • シンガポールのホテルの水道水

シンガポールに行ったときに、ホテルで測定してみました。

驚きの63ppmです。

日本と同様、シンガポールでも水道水を飲んでも特に問題無さそうですね。

 

終わりに

いかがでしたでしょうか。

 

既知の事実ではありますが、インドの水道水があまりキレイでないことは、数値からも分かって頂けたかと思います。もちろん、インドはとても広大ですし、同じ地域でも住んでいるアパートやヴィラによって、上水道の整備状況も大きく異なると思います。我が家の数値はあくまで一例ととらえて頂けると助かります。

 

ですが、いくら気を付けて生活していたとしても、子どもをお風呂に入れてあげるときなど、完全に水をシャットアウトすることなぞ到底不可能ですので、締めるところは締めて、それ以外ではあまり神経質にならずに日々暮らしていくのが、ストレスを溜めない生活に繋がるかな。と思います。

 

 

ではまた。

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