インド駐在はお金が貯まるのか?我が家の2018年度決算

その他

ナマスカーラ!クマール太郎です。

 

 

2019年度が始まりましたね。

我が家の2018年度決算も先日無事締めることができましたので、今回はインド駐在員のお金にまつわる話を紹介したいと思います。

 

2017年の途中から家族でインド生活をスタートし、2018年度は既に生活も立ち上がった状態で始まりましたので、純粋にインド生活で掛かったお金を集計することができました。

 

結論から申し上げますと、我が家の場合、インド生活1年間で約800万円の貯蓄に成功しました。

元々、夫婦揃って倹約家であったこともあり、インド生活においても過度にお金は使いすぎていませんが、かといってそこまで節約に徹した生活を送っていたわけでもありません。特に食材に関しては「安全をお金で買えるならいくらでも出します」というスタンスでいます。

それでもここまでお金が貯まったのは、やはり他国に比べて物価が安い点のと、普段の生活では贅沢したくとも使いどころが見つからないという点が大きな追い風になっていると思います。

 

「駐在すれば家が建つ」という有名な言葉があるようですが、インドという地においてはこの言葉もまんざら冗談ではないと思います。

 

もちろん、収入面は駐在時の経験年数や役職、家族構成、所属する会社からもらえる各種手当や福利厚生に大きく左右されると思いますが、支出面ではバンガロールに家族を帯同した場合に必要となる生活費の一例として、参考にしていただけるのではないかと思います。

 

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基本情報

インド駐在員クマール太郎の基本情報は以下の通りです。

  • 30代前半
  • 日系メーカー勤務
  • 技術職
  • 役職なし
  • 残業代なし
  • 家族構成は妻と子ども2人(幼稚園児と幼児)

 

収入面について

おそらく他の多くの駐在員と同様かと思いますが、赴任後の給与は元の基本給をベースに国内給海外給に分けて支給されます。海外給は購買力補償方式により補填された金額となります。

ここに海外勤務手当ハードシップ手当などの海外赴任にまつわる各種手当がプラスされます。

インドの場合、ハードシップ手当が非常に高額となるため、特に若手~中堅で赴任すると相対的にこの割合が大きくなり、これだけで単純に給与が倍になるという現象が起こります。

 

また、ボーナスについては日本口座にのみ支給されます。

海外で勤務しているというだけで、査定も甘くなっている...気がします。

 

それから税金に関してですが、日本国外居住となるので、所得税は非課税住民税も駐在を開始した次の都市の6月から非課税となります。具体的には、1月1日時点で住民票があるか否かで判定されます。

これは帰任時にも関わってきますので、帰任する日はなるべく1月1日以降にした方がお得です。

 

 

このように、基本給に各種手当が加算され、かつ控除される税金も少なくなるため、収入が大幅に増えます。

 

私の場合、結果的に年収は手取りベースで1,200万円を超えました。

赴任前から比べると倍以上になっています。

 

また、インドは日本と違い金利が高いので、利子がちゃんとつきます。

家賃や交通費など、会社が補助してくれる場合でもまずは自分で払うことになるので、インドの銀行口座にも100〜200万ルピー程度は随時入っています。

この利子収入が年間で6万ルピー(約10万円)程度貯まっています。

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支出面について

全体のサマリとしては、以下の表の通りです。

費目年間合計月々平均
合計4,200,000円
家賃0円0円
水道・光熱費66,000円5,500円
交通費0円0円
通信費60,000円5,000円
教育費42,000円3,500円
生活費1,728,000円144,000円
父小遣い216,000円18,000円
特別支出2,088,000円

 

家賃

家賃は月10万ルピー(約16万円)以上のところに住んでいますが、全額会社負担となっています。

つまりゼロ。

 

正確にいうと日本の社宅相当の金額分はあらかじめ給与から引き去られています。

 

水道・光熱費

水道代は家賃に含んでいます。

 

電気代は我が家の場合、だいたい月3,200ルピー(約5,120円)くらいですが、周りの人に金額聞くと結構バラツキが大きいです。

月1,000ルピー強という人もいれば5,000ルピーという人もいます。

住んでいるヴィラ・アパートの広さや、エアコンをどの程度使うのかにも左右されるのではないかと。

 

ガス代は安いです。

結構大きめのガスボンベが空になったら交換してもらう方式です。毎日料理でフル活用していますが、3~4ヶ月に1回交換しています。

1回の交換でだいたい1,000ルピー(約1,600円)ですので、月々に換算すると300ルピーくらいです。

 

交通費

私の会社の場合、家族帯同者にはドライバー付きのクルマが与えられます。このため、交通費はほぼゼロです。

時々、ドライバーが休みのときにUBEROlacabオートリクシャを使うこともありますが、安いので生活費に含んでいます。

 

クルマの維持費が掛からないというのも、発展途上国赴任者の特権でしょうか。

 

通信費

通信費は月々5,000円。

内訳は下記の通りです。

  • インドのSIMが2枚
  • インドの家に引いているブロードバンド
  • 日本のドコモで休眠中の携帯番号維持費用(500円×2枚)
  • 日本の格安SIM1枚(日本への一時帰国用にデータ通信のみ契約)

 

インドの通信費は安いので、贅沢に使っていてもこの程度です。

余談ですが、ドコモの番号は本帰国後に格安SIMに移行しようと考えています。

 

教育費

娘がインターの幼稚園に通っていますが、学費は会社負担です。

 

その他、体操教室やスペイン語クラスなどに気分転換も兼ねて通っているので、その分が2人合わせて月々3,500円程度です。

 

生活費

月平均で14.4万円くらいでした。

 

この中には下記が含まれます。

  • インドでの食材購入
  • 外食費
  • 日用雑貨
  • おもちゃや絵本の購入
  • 衣類の購入
  • メイドの給与
  • その他(日々のお付き合い等)

食費には、日本やバンコクなどへの買出し費用は含んでいません。特別支出として計上しています。

 

生活費は日本に比べて1.5倍くらいに増えている印象です。

 

父小遣い

特にお小遣い制ではありませんが、実績ベースで2万円弱でした。

電子書籍と時々お付き合いで行くゴルフ、飲み会などの交際費が主な出費です。

 

ちなみに、インドでの飲み会についてですが、あまり頻繁には行われません。

飲み会があったとしても、数少ない日本料理屋でひとり4,000ルピー(約6,400円)ほど。二次会に行くような店もないので、だいたい一次会で終わります。

本邦からの出張者もわざわざインドまで来る人は少なく、アテンドする機会も年に数えるほどです。

 

この点に関しては、出費も抑えられますし、家族との時間も増えますので非常に助かっています。

 

特別支出

その他、保険関係の支払いや旅行などのレジャー関連で年間200万円ほど使っています。

 

うち、旅行費用が140万円を占めます。日本への一時帰国、バンコク・シンガポールへの買出し、後は休暇でモルディブとデリー/タージマハル観光に行きました。

 

会社の福利厚生で日本への飛行機代やバンコク・シンガポールへの買出しの旅行費用(飛行機代とホテル代)は一部補助が出ており、その分は除いてあります。

 

インド国内で普段抑圧されている分、休暇で海外に出るときはあまりお金を気にせず楽しむようにしています。

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終わりに

いかがでしたでしょうか。

あくまで我が家の場合ですが、家族みんなで無理なく生活して、800万円の貯蓄という結果になりました。

もっと贅沢しても良かったかな?とも思いますし、切り詰めればもう少し貯蓄に回せたかな?とも思います。

ですが、あまり無理をして身体を壊しては元も子もないので、健康第一で程よいバランスで1年間を過ごせたのではないかと感じています。

 

それでも年間800万円、3年続けば2,400万円となるので、「駐在すれば家が建つ」と言うのも大げさではありません。

 

 

私の場合、決して望んでインドに赴任してきたわけではありません。しかし、インドでの仕事はやりがいがありますし、役職なしとはいえ実質的な裁量権は与えられています。それだけ責任を伴い、プレッシャーも掛かりますが、自分の今後に取っても大きなプラスになると感じています。

また、家族にもたいへんな苦労をかけていますが、子どもにとっても大きな経験になっていると強く思います。

まだまだ小さいので、恐らく帰任後には大半の事は忘れてしまうと思いますが、それでも子ども達の根底の部分に良い影響を与えられていると信じています。

 

発展途上国への赴任はお金という面はもちろんのこと、仕事という面でも大きな利点あると思いますので、今後、赴任するチャンスを得られそうな方は、ぜひ積極的にそのチャンスを掴みに行ってほしいです。

 

 

ではまた。

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