ナマスカーラ!クマール太郎です。
2020年度が始まりましたね。
我が家では、辛く楽しい駐在員生活がようやく終わりを迎え、日本での新生活が既に始まっています。
新型コロナの影響もあり、帰任直前はバタバタになってしまいましたが、何とか合計3.5年間に及ぶインドでの業務をやり遂げることが出来ました。日本での新生活もようやく軌道に乗ってきたところです。
さて、我が家の2019年度の家計状況ですが、ようやく集計が完了しましたので、本記事にまとめておきます。
日本側でも新生活を立ち上げるために家具や家電を中心に、生活に必要な物資を諸々買い揃えていますが、今回の収支からは除いております。
ちなみに18年度の通期決算はコチラから↓↓

年間通じてほぼ変わらぬ生活をしてきましたので、収支いずれも18年度と似たような結果となっております。
基本情報
インド駐在員クマール太郎の基本情報は以下の通りです。
- 30代前半
- 日系メーカー勤務
- 技術職
- 役職なし
- 残業代なし
- 家族構成は妻と子ども2人(幼稚園児と幼児)
駐在員としての期間は丸3年間で、そのうち約2年間ちょっとが家族帯同生活でした。
19年度収支結果
さて、我が家の19年度の収支結果ですが、下記のようになりました。
総支出:約430万円
収支計:+850万円
対18年度比では、ちょっとだけ貯蓄を上乗せできました。
収入面では、給与としては18年度とほぼ変わりませんでしたが、インドの銀行に預けているルピーの利子収入などもなかなか馬鹿に出来ない金額となりました。
費目別の支出
支出全体
下記のテーブルの通りです。
費目 | 年間合計 | 月々平均 |
---|---|---|
合計 | 約4,300,000円 | ー |
家賃 | 0円 | 0円 |
水道・光熱費 | 約68,000円 | 約5,700円 |
交通費 | 約18,000円 | 約1,500円 |
通信費 | 約80,000円 | 約6,700円 |
教育費 | 約290,000円 | 約24,200円 |
生活費 | 約1,590,000円 | 約132,500円 |
父小遣い | 約42,000円 | 約3,500円 |
特別支出 | 約2,210,000円 | ー |
家賃
会社の補助が出るため、自己負担はゼロです。
家族が先に帰国した後は、サービスアパートメントに引っ越しましたが、変わらず自己負担はゼロです。
もちろん、日本でアパートも借り始めましたので、その分の費用は掛かっておりますが、今回の計算からは省いております。
水道・光熱費
内容は電気代とガス代です。
月々でならすと昨年度並みの約5,700円/月ですが、厳密には最後の2ヶ月はサービスアパートメントに引っ越しており、水道・光熱費は家賃に含まれているため、使用量は上がっていたようです(微々たるものですが)。
日本のアパートでも水道・光熱費の徴収が始まっていますが、日本はガス代が高いですね。。
まぁ、お風呂に浸かるという何事にも代えがたい文化を享受するためには、やむを得ないことですが。
交通費
インドでの移動は家族車がメインでしたので、基本的に交通費は掛かりません。
計上しているのは、一時帰国時の日本でのちょっとした交通費や、インド国内でUberやOlaを使った分となります。
通信費
通信費は約6,700円/月となりました。
インドの通信費としては昨年度並みですが、家族の帰任に伴い、休止状態だった日本のSIMカードを復活させたり、これを機にMNPしたりしていたら、思ったよりも手数料等が嵩んでしまいました。
教育費
上の娘はインター校に通っていましたが、その分は全額会社補助がありました。
下の息子も同じインター校に通っていたのですが、うちの会社の制度上、まだ年少さんの年齢に達していない場合は会社の補助が得られなかったので、自己負担で通っていました。
生活費
食料品、日用品や雑費など、生活に係わる費用が諸々含まれており、平均すると132,500円/月程度でした。
タイや日本などでまとめて買い出ししている分は特別支出としています。
昨年度に比べると減少しておりますが、日本での生活費に比べると1.5倍ほど掛かっているイメージです。
やはり、限られた選択肢の中で少しでも品質の良いものを・・・と考えると、それだけ費用も嵩みます。
父小遣い
3,500円/月です。中学生の小遣いでしょうか?
インドではほとんど自分のためにお金を使うことがありません。そもそも使う場所がありません。
たまに電子書籍で漫画を買うのが、インドでのちょっとした楽しみでした。
特別支出
1年間で合計223万円ほど使ったようです。
日本やタイでの休暇及び食料品の買出しに費やしたお金です。
年間複数回分の飛行機代やホテル代については会社の補助が得られるので、その分は計算から除いております。
終わりに
いかがでしたでしょうか。
我が家では、19年度においても淡々と貯蓄を積み上げることができました。
既に日本での生活立ち上げのために数百万円単位でお金を使っており、資産が目に見えて減ってしまいましたが、それでもまだまだ余裕があります。
間違いなく言えることは、「発展途上国での駐在員生活はお金が貯まる」です。
ではまた。
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