ナマスカーラ!クマール太郎です。
今回は、バンガロールにある「MUJI(無印良品)」について紹介します。
タグなどの表記も日本語のままで、日本で売っている商品をそのままインドで販売しています。
多少割高に設定されていますが、いくらお金を積んでも買えないものだらけのインドにおいて、お金さえ出せば日本ブランドの品物を買えるというのは、とても貴重なことだと思います。
VRモールのMUJI(無印良品)
バンガロールの「MUJI(無印良品)」はホワイトフィールド近くのVRモールの中にあります。
VRモールの正面入り口(UGフロア)から入って、向かい側の少し右寄りです。
店内の様子
店内の雰囲気は、まさしく日本の無印良品そのものです。
もちろん店員はインド人ですが、教育が行き届いているのか、応対もしっかりとしています。
客層は日本人含めた外国人もいましたが、裕福そうなインド人のお客さんが意外と多かったです。
品揃えとしては、日本の無印良品からレトルトなどの食品系が無くなったイメージです。
衣類、食器類、キッチン用品、旅行用品、家具・家電、美容用品そして文房具が買えます。
この時は年初のセールをやっていました。
50%オフであれば、日本の定価よりちょい安くらいで買えると思います。
ここで値段についてですが、インドの無印良品では日本や他の国で買うよりも若干割高の設定となっています。
たとえば、グローバル展開している以下のソックスについては、各国このように値段設定されていますが、インドで販売している価格は、他のどの通貨よりも割高になっています。
日本での販売価格は無印良品のネット通販価格によると消費税込350円。
これも踏まえ、他国の通貨と円換算にて比較すると、次のようになります。
国 | 通貨 | 価格 | 円レート ('19/1/29) | 円換算価格 |
---|---|---|---|---|
日本 | JPY(円) | 350 | 1.00 | 350.00円 |
香港 | HKD(香港ドル) | 30 | 13.94 | 418.20円 |
オーストラリア | AUD(AUドル) | 5.95 | 78.17 | 465.11円 |
フィリピン | PHP(ペソ) | 195.00 | 2.08 | 405.60円 |
マレーシア | RM(リンギット) | 14.90 | 26.64 | 396.94円 |
アメリカ | USD(ドル) | 4.90 | 109.38 | 535.96円 |
インド | INR(ルピー) | 390.00 | 1.53 | 596.70円 |
もちろん、為替の影響もあるので一概には言えませんが、インドが一番高くなりました。次点がアメリカです。
また、文房具類については、衣類のように各国の値段設定は無く、円をそのままルピーに置き換えて値付けされているものが多いです。(単純計算で約1.6倍)
しかしながら、冒頭でも述べたように、お金さえ出せばインドで無印良品の商品が買えるということは、とても貴重なことだと思います。我が家でもVRモールに行くと、ついつい立ち寄って何かしら買っています。
また、インドでも無印良品のアプリ「MUJI passport」が使えるそうです。
残念ながら日本のアプリとは中身が異なるようで、日本版のアプリはインドの無印良品には対応していないとのことです。
ただ、日本のアプリでも、インドの店舗に行った際、チェックインすればポイントはもらえるみたいです。
インド国内の他の店舗
インド国内ではバンガロールのVRモールを含めて、現在合計4店舗展開しているそうです。
ムンバイ(1店舗目)
ニューデリー(2店舗目)
ノイダ(4店舗目):ニューデリーの東の方
終わりに
今回はバンガロールにある「MUJI(無印良品)」について紹介しました。
VRモールにあるため、ホワイトフィールドからは比較的行きやすいと思います。
無印良品のような小売業がインドに進出している例は世界的に見てもまだまだ少ないらしく(ZARAやH&M、GAP等)、日本の小売業においては、無印良品が初進出だそうです。
無印良品にインドで業績を上げて頂き、他の企業も次々インドに進出する流れになることを期待したいですね。
そうすれば、インドでの日本人の暮らしも、ますます良いものになっていくと思います。
ではまた。
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