ナマスカーラ!クマール太郎です。
今回は、インド駐在員にとっての最重要物資供給拠点である「バンコク伊勢丹」とバンコクでの免税手続きについて紹介します。
美味しい肉や魚を小分けの真空パックにしてくれるので、特に家族帯同の方々にとっては、インドでの自炊の強い味方になってくれると思います。
【悲報】本記事を執筆中に判明しましたが、バンコク伊勢丹が末日20年8月いっぱいで閉店するそうです。

昨今の新型コロナの影響も相まって、20年8月までに再びバンコク伊勢丹に行ける日々がやってくるか分かりませんが、既に記事も書いてしまいましたし、備忘録として残しておきます。
バンコク伊勢丹での注文の流れ
事前注文
バンコク伊勢丹への注文は、事前にエクセルの注文書を入手し、引取日の10日前までにメールで注文する必要があります。
エクセルのイメージは下記のとおり。
鶏、豚、牛の各種肉類、サンマやブリ、シシャモなどの魚類、他にも多岐にわたる食品を注文できます。
なお、注文内容は定期的に刷新されていますので、ご注文の際は必ず最新の注文書を入手してください。
以下のアドレスにメールすれば、最新の注文書を送ってくれます。
- メール:order@isetan.co.th
問い合わせは日本語でオーケーです。注文書に必要事項を記載したら、同じアドレスへエクセルファイルを返送してください。
当日の支払い
バンコクに着いたら、出発日の1日前までに1度は店舗を訪れる必要があります。
念のため、場所はこちら。セントラルワールドの一番奥がバンコク伊勢丹です。
メトロで行くのであれば、最寄り駅は「Chit Lom」となりますが、駅に着いてから徒歩で10分少々かかります。意外と遠い。。
伊勢丹では、食品フロアのカスタマーサービスで諸々の手続きを進めることになります。
なお、日本人スタッフもどこかに居るとは思いますが、基本的には現地スタッフが英語で対応しているようです。
空港への配送サービスも実施しており、利用する場合には空港で荷物を受け取る場所や時間などを確認します。
深夜便などを予定していて空港での受け取りができない場合には、ホテルにも配達してくれるようです。
また、当日、追加で購入した商品についても、まとめて梱包してくれます。
梱包について
さすがの日本クオリティというべきか、非常に丁寧に梱包してくれます。
肉や魚などの冷凍食品は、100グラム(注文単位)ごとに真空パックにしてくれますし、ドライアイスと一緒にきっちり発泡スチロールに収納して、更にピッタリサイズの段ボール詰めまでしてくれます。
実際に買った商品がこちら。
小分けの真空パックにしてくれるので、日々の調理にも使いやすいですし、長期間冷凍していても鮮度を保つことができます。
こちらは、魚や納豆など。
ドライアイスでしっかり冷やしてくれますので、夜中にインドの自宅に到着した時にもちゃんと凍ったままです。
免税手続きについて
タイのVATは7%です。
免税手続きに対応している店舗ひとつにつき2,000バーツ以上の買い物をしたときに、免税の書類を作ってもらうことができます。
伊勢丹の場合は、全ての買い物が終わってから、受け取ったレシートをまとめて総合カウンターへ持っていき、免税手続きをしたい旨を伝えます。この時、パスポートの提示が必要になりますので、忘れずに携帯しましょう。
すると、次のような書類を作ってもらえます。
VAT対象の商品に応じて、支払ったVATの金額分だけ返金してもらえます。
ですが、伊勢丹で生鮮食品を購入した場合には、はじめからVATの対象から外れているみたいです。
以下のレシートをご覧下さい。
この時にはトータルで1万バーツほどの生鮮食品を購入しましたが、VATの対象となるのはその内の1,737バーツしかなく、VATは113.64バーツしか払っていませんでした。
このため、伊勢丹で食料品だけを買い出しする場合には、わざわざ免税手続きをするまでもないかもしれません。
今回の場合も、書類は作ってもらったものの、返金額が余りにも小さかったため、その後の手間を惜しんでしまい、実際の返金までには至りませんでした。
もし、免税手続きを続ける場合には、その後の流れは以下の写真のようになります。
残りの手順としては、全て空港に到着してからの手続きとなります。
チェックイン前に税関カウンターで購入した物品と書類を確認してもらい、その後チェックインします。
返金方法は基本的に現金になると思いますが、イミグレを通過した後に「TAX Refund」の案内に従って進めば、無事返金されます。
なお、TAX Refundを受け付けてくれるお店は、他にもユニクロなど色々とあります。が、残念ながら、バンコクの日本人の間で有名なフジスーパーでは対応してくれませんでした。
終わりに
今回は、インド駐在員の買い出しの定番とも言える、バンコク伊勢丹とタイの免税手続きの流れについて紹介しました。
冒頭の通り、残念ながらバンコク伊勢丹は20年8月いっぱいで閉店してしまいますが、それでもバンコクには生鮮食品を買えるお店が他にもたくさんありますので、今後もずっとインド駐在員の憧れの都市で在り続けることでしょう。
美味しい日本食もいくらでも食べられますしね。
ではまた。
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