ナマスカーラ!クマール太郎です。
インド在住者、特に家族連れにとって日本の食材が尽きるという事は死活問題につながると思います。
先日、我が家もシンガポール旅行に行ってきましたが、もちろんこの旅行は食材の買出しも兼ねています。
ですので今回は、シンガポールシリーズとして、シンガポールで有名な食料調達サービス、明治屋のシンパックについて紹介していきます。
明治屋では、事前にネットで食材を注文しておくことで、海外持ち出し用に食材を梱包して、ホテルまで届けてくれるサービスをしています。(シンパックと呼ばれています)
また、今回は免税手続きにも挑戦しましたので、その流れについても紹介します。
同一店舗で100シンガポールドル(約8,000円)以上のお買い物をした時に免税を受けられます。
今回は明治屋だけを対象に免税手続きしましたが、手続き自体は非常に簡単でしたので、他の店舗が増えても特に問題ないと思います。
シンパックでお買い物
それでは早速、明治屋のシンパックについて紹介していきます。
明治屋のホームページからシンパックを選ぶと、肉や魚をはじめとして様々な商品が購入できます。
注文は配達希望日の10日前までにする必要があります。画面上でも最短のお届け日が表示されます。
商品を選び終わったら、配達先のホテル情報などをインプットしていきます。
なお、以前は空港への配送を行っていたそうですが、テロ対策強化の影響で現在は行われていません。
支払いはクレジットカードのみです。
商品の合計金額に、梱包・配送料として一律で150シンガポールドル(約12,000円)を追加した金額が一旦、引き落とされます。
なお、梱包、配送料分は当日に実際の金額が確定した後に、その金額分キャンセルされます。(タイミングによっては為替差益・差損が出てしまいます、我が家の場合は差損の方でした。。)
配送料は合計200シンガポールドル(約16,000円)以上買えば無料になります。
今回は最終的に段ボール2箱分の梱包となり、107シンガポールドル(約8,560円)の返金がありましたので、梱包費は43シンガポールドル(約3,440円)となりました。
梱包は発泡スチロールに段ボールを重ねる方式で、ドライアイスも十分に入れてくれます。
自宅に到着後中を確認するとしっかりと冷えており、まだまだ数時間は持ちそうでした。
注文が無事完了したら、後はシンガポールへの出発を待つばかりです。
また、今回は無かったのですが、稀に在庫切れということもあるそうです。その場合は日本人担当者からメールで連絡が来ると思います。
なお、今回はホテルをチェックアウトした後の時間帯で配達を希望しましたが、特に問題なく届いていました。
チェックアウト時にホテルの係員に一言伝えておけばちゃんと対応してくれます。
明治屋・シンパックでの注文はコチラから↓↓
明治屋の店舗紹介
さて、実際の店舗についてですが、明治屋はオーチャードロードからちょっとだけ離れた場所にあります。
我が家が今回泊まったマンダリン・オーチャードから、クルマで10分弱のところでした。
- 店舗名:
MEIDI-YA(明治屋シンガポール) - アドレス:
177 River Valley Road #B1-50 Liang Court Shopping Centre Singapore SG, Singapore 179030 - 営業時間:
10:00AM – 10:00PM
明治屋は「Liang Court(リャンコート)」というショッピングモールの地下一階にあります。
広い店内に肉や魚、野菜といった生鮮食品や、日本の冷凍食品、お菓子、ベビーフードというようにたくさんの商品がところ狭しと並んでいます。(子守りに奮闘していたため、写真は無し)
また、子連れの方向けに、テレビコーナーがありました。
写真はちょっとアレなタイミングですが、昔のドラえもんが延々と流れていて、子ども達がテレビの前のスペースで見入っていました。
ちょうど私が子どもの時くらいの話が中心で、小さい頃にビデオに撮って繰り返し観た話も入っていて、ちょっと懐かしい気持ちになりました。
今回は明治屋だけしか行ってませんが、このショッピングモールの中も日系のお店が数多く入っていて、紀伊國屋書店やユニクロ、ラーメン屋などの日本食レストランも豊富にあるようです。
隣接する「Novotel Singapore Clarke Quay(ノボテル シンガポール クラーク キー)」も良いホテルらしいので、このホテルに泊まればこの周辺で全てを完結させてしまうことも出来ると思います。
免税手続きの流れ
さて、免税手続きに関してですが、以下の手順を踏む必要があります。
- 同一店舗でS$100以上のお買い物
- お店のサービスカウンターでバウチャーを発行してもらう
- 空港でチェックイン前に免税品の登録をする
- 出国審査後に還付手続きをする
それぞれについて解説していきます。
お買い物
同一店舗で同日中にS$100以上の買い物をする必要があります。
対象は「シンガポールで消費しないもの」ですので、ホテルや飲食店は基本的に対象となりません。
また、高島屋などの百貨店で何回かに分けて購入した場合は、同じ日であれば3枚までならまとめて申請できますので、合計S$100を超えれば対象となります。
バウチャー発行
買い物したレシートを持ってサービスカウンターに行くと、バウチャーを発行してもらえます。
この時、パスポートを提示する必要がありますので、忘れないように注意して下さい。
バウチャーは次のようなイメージです。
下の方に今回還付される税金の金額が載っています。
なお、今回明治屋では、事前注文分と当日に買い物した分で合わせて手続きしてもらおうと思ったのですが、現地スタッフに対応してもらうと、「領収書の日付が違うからバウチャーを発行できない!」と言われてしまいました。
旅行の初日に買い物に行って、最終日に配達希望としていたためでした。
日本人スタッフを呼んでくれとお願いして、日本人スタッフに確認したところ、配達分の領収書を修正して印刷し直すという事で落ち着きました。
免税品の登録
ここからは空港での手続きとなります。
空港に着いたら、チェックイン前に免税品の登録に行きます。
「GST Refund」という案内の先に免税カウンターとデータ読み込み用の機械が複数台置いてあります。
機械でパスポートやバウチャーのバーコードの読み込みを行い、免税品を登録します。
また、返金方法は現金かクレジットカードかで選択できます。
今回は金額も大きくないですし、現金での還付にしました。
すると次の左のようなレシートが出てきます。(Refundedのハンコはなし)
ここに「Approved」と記載されていれば、ここでの手続きは終了です。
チェックが必要となっていたら、購入した荷物と一緒にカウンターに行きます。
どういう条件でチェックが必要になるかは良く分かりません。
還付手続き(現金の場合)
登録完了したら、そのままチェックインしてください。
免税対象の荷物も預け入れして問題ありません。
出国審査後、再び「GST Refund」の案内を探して向かっていくと、手続きをするコーナーがあります。
一番奥のカウンターに行き、係員に先ほど受け取ったレシートとパスポートを見せると、レシートに「Refunded」のハンコが押されるとともに現金と上の画像の右側のレシートがもらえます。
これで、手続きは完了です。
我が家では、今回17シンガポールドル(約1,360円)の還付がありましたので、余った現金と合わせて早速夕食で使いました。
終わりに
今回はシンガポールでの買出しについて、明治屋・シンパックの利用から免税手続きまでの流れを紹介しました。
今回はそこまで大きな買い物はしなかったので、返金額も大きくはありませんでしたが、大量に買い込む際には税金がボディブローのように効いてくるので、より効果的ではないかと思います。
最近では、日本の家電量販店などでも、海外駐在者向けに免税手続きを受け付けているみたいですね。
次の一時帰国で試してみたいと思います。
ではまた。
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